2009/12/02

外国語としての日本語

12月に入りました。

結構寒いな、と思っていても、道行く人びとが、シャツ一枚にコートの前を開けて颯爽と通り過ぎたりして、「皮膚の構造が違うな」と実感。
さっそく、去年知り合いが自慢していたユニクロの「ヒートテック」を、10月にオープンしたばかりのパリ支店に買いに走りました。

店内から溢れるほどの人の多さに驚きつつも、目的の品は無事にゲット。
もう一つ驚かされたのが、店員の丁寧な態度。
両手に商品を抱えてウロウロしていたら、レゲエ風の髪形をしたお兄さんがやって来て、「モシヨカッタラ、袋イカガデスカ?」。
便宜上カタカナで表記していますが、実に流暢な発音でした。
外国の方に日本語で話しかけられると、とっさにどう答えてよいか分からず、
できるだけはっきりとした発音で、「ありがとうございます」と返事しましたが、
何だか僕の方がたどたどしかったりして、奇妙な感じでした。

アメリカやフランス(特にパリ)の人は、外国人が自国語(英語やフランス語)を話しても驚かないし、むしろ当然だと思っていると聞きますが、日本人がそんな風に、外国人が話す日本語を当り前に受け入れる日は来るのでしょうか?
近い将来そうなるさ、という意見の人は多くないと思いますが、少なからぬ数のフランス人が、けっこう真剣に日本語を勉強しているのを見たり、当り前のように、「アリガトウゴザイマス」ときれいに発音したりするのに接するたびに、いちいち驚いてもいられないなあ、自然に応答してあげたいなあ、と思います。

いずれにせよ、どの国に行っても、どの国の人に対しても自分流を曲げない(と言われている)フランス人が、とても「日本人的に」仕事をしているのを見て、というかそもそもちゃんと仕事をしているのを見て、大きなインパクトを受けたんですが(失礼)、同日に、日本がユニクロとともに誇る無印良品(MUJI)にも行き、こちらも仕事は熱心に行っているものの、客あしらいとしては、通常通り(?)の「フランス人らしい」店員で、二つの企業の戦略の違いを垣間見た気がしました(大げさ)。

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