2009/12/31

大晦日



あと数時間で2009年も終わり、2010年が始まります。(この時点で、日本はすでに年が明けていますが。)

クリスマスに、シャンゼリゼ通りに出てきました(写真)。
電飾も例年通りきれいで、人々も寒い中、ホットワインを飲んだり、何かおいしそうなもの(ホットドッグ的な)を食べたり、華やいだ雰囲気でした。
フランスでは(たぶん他のヨーロッパの国々も)、クリスマスが終わるとだいたいその年はおしまいみたいな雰囲気になって、その後の一週間(クリスマス休暇)を挟んで、新しい年に突入します。
だから家の近所も、なんとなく「お正月気分」。人も少なく、のんびりしています。
逆に繁華街は、年末年始を祝う人々で賑わっています。

そして今日は大晦日。31日です。
ラジオなどを聴いていると、イラクの連続テロ、アフガニスタンの自爆テロ、米旅客機テロ未遂、ナイジェリアでの武力衝突etc. 暗い話ばかりが飛び交っています。
ジョン・レノンの「Happy Xmas (War is Over)」が、まるでそういった喧騒のBGMであるかのように、空しく響いています。

今年も、カンディンスキーやデ・キリコ、ロダンやマティスなど、いろいろな芸術家の作品を目にすることができました。
彼らの年譜を眺めながら思ったのは、そういった、今では「傑作」として美術館に陳列されて息をひそめている作品たちも、こういう混乱した現実世界のまっただ中で、迷ったり、希望を見出したりしながら、芸術家たちの思いを吹き込まれて生み出された、ひとつの名もなき願いのようなものだったのだ、ということでした。

2010年も、みなさんにとって、良い年でありますように。

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